20代~60代の男女を対象に実施したドラッグストアでの買い物状況の調査データから、女性客について分析してみました。
購入品目のデータから、クラスター分析を実施し、顧客を5つのグループに分けてみました。
・生活総合派:様々な品目をドラッグストアで購入しているグループ
・利便性重視派:お弁当購入などコンビニのようにドラッグストアを利用しているグループ
・ビューティー中心派:主に化粧品を中心に買っているグループ
・健康中心派:お薬など健康にかかわる商品を買っているグループ
・ヘアケア中心派:ヘアケア製品を主に買っているグループ
クラスター別購入品目
クラスター別性別構成比
各グループの性別構成比を見ると、女性は、生活総合派とビューティー中心派に多くなっています。
クラスター別顧客数シェアと平均客単価
平均客単価を見ると、ビューティー中心派と生活総合派が高くなっています。ビューティー中心派は特に平均客単価が高いにもかかわらず、顧客数のシェアが低く、ドラッグストアの視点に立つと顧客数を増やしたいターゲットとなります。このグループには女性が多かったことを考えると、ドラッグストアにとって女性は重要な顧客であることがうかがえます。
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