30代~40代女性353名を対象に実施したアンケートで、お部屋の温度や湿度に関するニーズを探りました。分析手法として投稿評価法という手法にて実施しました。投稿評価法は、事前に選択肢を設定するのではなく、自由回答で得た回答を選択肢にして、別の回答者から評価を聞く手法です。
下記のグラフは、「どんなときに、どんな場所で温度や湿度が測れたらよいと思うか」という自由回答意見を参考に作成した選択肢に対する共感度を質問した結果です。最も共感を得たアイデアは、「肌が乾燥しているとき。具合が悪いとき」で、次に「カビができやすい場所。どれくらいの湿度でカビができやすくなるのか」「結露がひどい時。換気のタイミング」が続いています。「カビができやすい場所」「結露がひどい時」のどちらとも既婚者での共感度が高く、既婚者は、防カビや結露防止のニーズが強いことがうかがえます。
一方、未婚者からの支持が高かったものは、「入浴中の湯水の温度。美容や健康に適温の入浴ができそう」で、部屋の空気環境でも美容のニーズが強いようです。
Q.次にあげるものは、実際のアンケートで回答のあがった「温度や湿度が測れたらよいと思うとき」の意見です。あなたが共感できるまたは、Facebookのように「いいね!」と押したくなるものを選んでください。
選択肢の評価質問の後に、改めて自由回答で温度や湿度について思い付いたことや気になったことがないかを質問したところ、「結露やカビ」については、以下のような回答があがっており、悩みの強さをうかがい知ることができます。
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