30代・40代女性におとずれるライフステージの変化
ライフステージにより生活価値観が異なる世代
30代・40代女性の人口は、2014年10月1日時点で、17,071,000人となっています。50代・60代に団塊の世代が含まれているのと同様に30代・40代には、団塊ジュニア世代が含まれており、マーケットサイズが大きいものとなっています。一方で、30代・40代の女性においては、結婚、出産といったライフステージ上の変化が生じる年代であり、ライフステージの変化は、生活価値観の変化にも大きく影響することから、弊社では、30代・40代の女性を単なる年代セグメントとしてではなく、ライフステージ別に分析する必要があると考えています。
図表1. .2010年~2014年10月1日 10代~60代女性の人口推移
晩婚化の進行
下図の通り、初婚年齢は上昇の傾向にあり、晩婚化が進んでいます。10年前と比較すると、20代の婚姻件数が減少し、30代前半での婚姻件数が増えています。
図表2. 妻の平均初婚年齢
図表3. 妻の年齢別 初婚婚姻件数
未婚者の増加
晩婚化の進行とともに、30代・40代女性においては、未婚者が増加する傾向にあります。
図表4. 30代・40代女性の未婚・有配偶(配偶者あり)別 日本人人口
出産年齢の変化
晩婚化の影響により、第一子出産平均年齢も20代から30代へと上昇しています。
図表5. 第1子出産時の母の平均年齢