20代から60代までの女性1,500名を対象に調査を行い、『コンビニ』の利用状況を質問し、週1回以上利用する人の割合を算出しました。
『コンビニ』の週1回以上利用率が高いのは、14のライフニーズクラスター(※)のうち、どのクラスターでしょうか。
本調査の詳細をまとめたレポートをご用意しております。以下よりダウンロードのうえご覧ください。
https://www.vlcank.com/mr/download/
※「S0421_『女性のライフスタイルに関する自主調査 「生活意識」について』調査レポート(2020年7月30日公開)」が該当ファイルです。
各ライフニーズクラスター別の『コンビニ』の週1回以上利用率
図1は、『コンビニ』の週1回以上利用率を、ライフニーズクラスター別に比較したものです。
回答者全体で見ると、『コンビニ』の週1回以上利用率は36.7%となりました。
ライフニーズクラスター別では、週1回以上利用率が特に高いのは、【日常エンジョイ女子】57.8%と、【流行りもの好き女子】56.0%となりました。ほぼ拮抗していますが、ここでは僅差でTOPとなった【日常エンジョイ女子】について注目してみたいと思います。
【日常エンジョイ女子】は、富裕度が高い一方で、家事や子育てに拘束されるところがあり、身近なモノにお金をかけることで、日常生活をより楽しいものにしようとする特性を持ちます。日常生活に密着しているものの、少しだけ新しい発見や、ほんの小さな贅沢ができる場所として、コンビニを活用している人が多いものと考えられます。
図1:各ライフニーズクラスター別の『コンビニ』の週1回以上利用率
【日常エンジョイ女子】クラスターの特徴
図2は、【日常エンジョイ女子】クラスターの主な特徴をまとめたものです。
【日常エンジョイ女子】クラスターは、他のクラスターと比較すると富裕度が高い傾向にあり、小遣い金額もやや高めです。その一方で、家事や子育てに拘束されるところがあり、生活の自由度はやや低めです。普段の生活においては、身近なモノにお金を掛けることで、日常生活をより楽しいものにしようとする特性があります。
例えば、市販のハンドソープやボディーソープを購入した際に、あえて自分好みのボトルに入れ替えて使ったり、焼肉やお好み焼きなどを家族や友人と楽しんだり、記念日やクリスマスなどのイベントに対してお金をかけるなど、普段の生活に自分らしさを加えたり、身近な人とイベントを積極的に楽しむことで、日常生活をより楽しいものにしています。
この層をターゲットとする場合、香り付きの柔軟剤のように、少しだけ特別感を感じられるような日用品は特に親和性が高いと考えられます。
図2:【日常エンジョイ女子】クラスターの特徴
バルクの「ライフニーズクラスター」について
「ライフニーズクラスター」とは、女性の生活価値観(ライフニーズ)に着目して14のタイプに分類する、弊社オリジナルのクラスター分類方法です。
生活価値観に基づくタイプの判定には、これまでに得られた知見をもとに、美・食・住・遊などに関する約100個の意識項目を利用しております。
なお、弊社では、上記の意識項目に加えて、消費行動、メディア接触状況、基本属性情報などを事前に聴取し、モニターをパネル化しております。特定のライフニーズクラスターを対象とする調査などにもご活用いただけますので、お気軽にご相談ください。
また、各ライフニーズクラスター別の特徴をまとめたプロファイルシートの販売も行っております。
詳細は以下をご覧ください。
https://www.vlcank.com/life-needs-cluster-monitor-lp/
※ライフニーズクラスターモニターの詳細はこちらをご参照ください。
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